「学会」カテゴリーアーカイブ

2019.3.27 応動昆@筑波

応用動物昆虫学会@筑波では2題の発表をしました.


26日は口頭発表. 朝一で緊張しました.
J201
「個体ー仕事ネットワークでみる アリの労働分業」
藤岡春菜、岡田泰和、阿部真人

27日は、
小集会を企画しました.
「生物時計と行動を結ぶメカニズム」
企画者:渕側 太郎、藤岡春菜
演者:渕側 太郎、吉井 大志、武方宏樹、冨田 淳  
とても勉強になりました.

2019.3.19 生態学会@神戸

生態学会@神戸でシンポジウムを企画しました.

「ネットワークが切り拓く生態学の最前線」
企画者:阿部真人、藤岡春菜
演 者:阿部真人、潮雅之、竹本和広、東樹宏和、平岩将良、藤岡春菜

講演題目: 動物行動学におけるネットワーク解析 ー社会性昆虫アリのネットワークを例に

 

 

2018.12.13 次世代脳

次世代脳プロジェクト 冬のシンポジウム
ポスター
「アリの行動変異を創出するしくみ:社会的要因と分子基盤」

Photo by Taku Shimada

要旨:
アリ・ハチなどの社会性昆虫の中には,羽化後の社会的な相互作用や経験に基づいて分業の役割が決定するものがいる.こうした種では,成体の発達段階で行動が分化していく様子を観察できるため,行動変異の創出メカニズムにおける魅力的なモデルといえる.トゲオオハリアリは前述のような特徴を持ったアリで,羽化直後に上位の順位をとったメスが女王となり,下位となったメスたちはワーカー行動を示し,その後の社会環境や加齢によって多様な行動を示す.我々は本種の飼育実験系を確立し,分子生理学と画像解析による個体と行動の自動識別(バーコードトラッキング)を用いて,行動変異を生み出す仕組みの包括的な理解を目指している.本発表では,1)順位による繁殖役割の分化を特徴づける脳内遺伝子発現,2)ワーカー間の行動差の定量化とその社会的要因の探求,について研究の概要を紹介する.